eximの設定の履歴(No.3)

履歴一覧
差分を表示
現在との差分を表示
ソースを表示
eximの設定へ行く。
- 1 (2019-09-23 (月) 13:32:23)
- 2 (2019-09-23 (月) 13:46:39)
- 3 (2019-09-23 (月) 18:28:25)
- 4 (2019-09-23 (月) 18:28:25)

eximの設定†

Debianの標準MTAであるeximの設定を行い、google経由でメール送信を行う。
スマートホストは、アウトバウンド電子メールを処理するために特化したメールリレーで、OP25B(Outbound Port 25 Blocking)への対応として、ポート587のホストと通信してアウトバウンド電子メールを送信します。
※この場合、メールはgoogleアカウントから送信したように見える

↑

設定†

$ sudo dpkg-reconfigure exim4-config

メール設定の一般的なタイプ:

スマートホストでメール送信; SMTP または fetchmail で受信する

システムメール名:
```
mail.example.com
```
入力側 SMTP 接続をリスンする IP アドレス:
```
127.0.0.1
```
メールを受け取るその他の宛先:
```
空欄
```
メールをリレーするマシン:
```
空欄
```
送出スマートホストの IP アドレスまたはホスト名:
```
smtp.gmail.com::587
```
送出するメールでローカルメール名を隠しますか?
```
はい
```
表示するローカルユーザのドメイン名:
```
example.com
```
DNS クエリの数を最小限に留めますか (ダイヤルオンデマンド)?
```
いいえ
```

ローカルメールの配送方式:

ホームディレクトリ内の Maildir 形式

設定を小さなファイルに分割しますか?
```
いいえ
```

または、直接設定ファイルを編集する

$ sudo nano /etc/exim4/update-exim4.conf.conf

↑

パスワードファイルの編集†

smtp.gmail.com の情報確認

$ host smtp.gmail.com
smtp.gmail.com is an alias for gmail-smtp-msa.l.google.com.
gmail-smtp-msa.l.google.com has address 74.125.203.109
gmail-smtp-msa.l.google.com has IPv6 address 2404:6800:4008:c06::6d

/etc/exim4/passwd.client の編集

$ sudo nano /etc/exim4/passwd.client
*.google.com:username@gmail.com:password
smtp.gmail.com:username@gmail.com:password
gmail-smtp-msa.l.google.com:username@gmail.com:password

↑

設定ファイルの更新と再起動†

$ sudo update-exim4.conf
$ sudo systemctl restart exim4

↑

動作確認†

メール送信

echo "Test" | mail -s "test" username@gmail.com

動作ログの確認

$ sudo tail -f /var/log/exim4/mainlog

↑

LAN内からメールを送信できるようにする†

※この場合、メールはgoogleアカウントから送信したように見える

入力側 SMTP 接続をリスンする IP アドレス:

127.0.0.1 => 空欄または、ネットワーク(ethのIPアドレス)を指定する

メールをリレーするマシン:

空欄 => 192.168.0.0/24 等でLAN内からの送信を許可する

↑

なぜか送信できない†

LAN内のPCからメールを送信すると下記のエラーに

501 Syntactically invalid HELO argument(s)

WinPCから送信したメールのHELO文字列に、コンピュータ名が付加されており、アンダースコア文字が含まれていたのが原因でした。

eximの設定 の履歴(No.3)